2011年7月24日日曜日

BEN EINE LOVE AND HATE 8月19日オープン


BEN EINEのショーの詳細がtime outに掲載されました。
photo by Gareth Gooch

バイオグラフィー
1970年生まれのベン・アイン(Ben Eine)は、14歳の頃から路上でグラフィティを描き始めました。バンクシーやアンソニー・ミカレフといった作家のスクリーンプリントを手がける一方 で、自らもグラフィティに留まらない独自の表現を求めてソロアーティストとして本格的な制作を始めました。

その後ロンドンのKingsland Roadに並ぶ四軒の店のシャッターに、「EINE」という文字をそれぞれ描いた作品が話題になり、イースト・ロンドンを中心 に次々 と路上制作を行いました。巨大でカラフルな文字はすぐに街の新しいランドスケープとして評判となり、ヨーロッパ・アメリカ・インド・日本の各地でもとその 姿を見せるようになります。

今年はバンクシーやバスキアを一同に集め、大きな話題となったMOCA(ロサンゼルス現代美術館)の「ART IN THE STREETS」にも出展、またイギリスのキャメロン首相がオバマ大統領へのギフトとしてアインの作品を贈った事でも世界的なニュースになりました。さら にANYA HINDMARCHとコラボレーションを行い、東京銀座店のウィンドウやバッグデザインに作品が起用されるなど、その活動は様々なフィールドで注目されて います。

日本初個展
そしてついにこの夏、メグミオギタギャラリーで満を持しての日本初個展を開催いたします。今展では文字にこだわった制作を続けてきたアインの集大成として、A to Zのサーカスフォントの作品を中心に展示をいたします。

ラメを織り交ぜ重ねた下地で奥行き出した上に、クラシカルであると同時に未来的なサーカスフォントの文字が整然と描かれた様子は、発射台のロケット のように爆発寸前のパワーを秘めています。それは単体では意味を持たないが、その配列によってあらゆる言語と思想を生み出す文字の魔術的な力とアインの独 創的な色彩や形態感覚が織りなす芸術作品です。

アインは意味を持つ前の字体そのものの美しさを抽象化し、表現へと昇華させます。それは筆の躍動的な痕跡で文字の意味を見せる「書道」とは違ったア プローチでありながらも、共通する世界観を感じさせます。そのため日本で個展を行う事は文字の原点を追求し、表現の幅を広げるために必然であったとアイン は言います。展覧会初日にはアイン本人も来場し、サプライズの企画もあります。どうぞご期待下さい。



会期: 2011年8月19日(金)-2011年8月28日(日)
会場: メグミオギタギャラリー
ベン・アイン来日レセプション: 2011年8月19日(金)19:00 - 21:00


どうぞこちらからご覧ください。
皆さんと8月19日のオープニングでお会いできることを楽しみにしています。

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